保科正之公が眠る
「義」の聖地
桜・紅葉の名所

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土田堰の橋を渡り、白大鳥居をくぐって左に奔雷瀑、男坂と呼ばれる石段を登ると拝殿があり、拝殿の右手前のひときわ高い石碑が日本一と言われる「土津霊神碑」です。

男坂の右隣りには傾斜が緩やかな女坂があり、法面周辺には京都から移植されたと伝えられるイロハモミジが並んでいます。

拝殿から奥に幣殿・本殿と続き、拝殿の左に御饌殿、右に神楽殿があります。本殿の左右には功績のあった家臣などの末社が並んで鎮座しています。

本殿の横から杉並木が続く玉石を敷き詰めた参道を北に500mほど登った奥之院には、保科正之公の奥津城(お墓)があります。

春は長野県伊那市高遠町から寄贈された愛らしいタカトオコヒガンサクラ、夏は爽やかな双葉葵や青もみじ、秋は彩りあざやかな京都イロハモミジ、冬は枯れ木に咲く凛とした雪の花と趣のある静謐で清らかな境内が広がっています。

御祭神である保科正之公の助言者として活躍した朱子学者・山崎闇斎が選んだとされる「猪苗代八景」にちなんで、平成23年に現代に残る素敵な古里の風景として「いなわしろ新八景」が制定され、当社もその一つに選ばれています。

【現在の土津神社図】

 

【焼失以前の土津神社絵図】